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同時通訳に資料が必要な理由

〜円滑な通訳のためにご協力いただきたいこと〜


同時通訳をご依頼いただく際、多くのクライアント様に「事前に資料をご提供ください」とお願いしています。「プロなのに、事前の資料がないと訳せないの?」と思われるかもしれません。しかし、実は質の高い通訳には「準備」が欠かせないのです。

本記事では、なぜ資料が必要なのか、どんな資料が役立つのかを分かりやすくご紹介します。


◆ 通訳はその場の即興だけではない

同時通訳は、話者の発言とほぼ同時に訳すという高度な技術です。その場で情報を受け取り、瞬時に意味を理解し、自然な表現に変えて伝える必要があります。

ですが、初めて聞く専門用語や固有名詞を正確に訳すのは、どんなに経験豊富な通訳者でも困難です。事前に資料を確認しておくことで、以下のような準備が可能になります:

  • 専門用語や略語の意味を確認し、訳語を統一できる

  • 人名・団体名・地名などの発音や表記を正確に把握できる

  • 話の流れを予測しやすくなり、より自然な通訳ができる

  • クライアント様の意図や価値観を理解したうえで訳せる

つまり、資料提供は通訳者の理解力を深め、通訳の正確性と自然さを高めるために不可欠なのです。


◆ どんな資料が役立つの?

以下のような資料をいただけると非常にありがたいです:

  • スピーチ原稿(あれば)

  • プレゼンテーション資料(PowerPointなど)

  • イベントのプログラムや進行表

  • 過去の資料や参考文献

  • 企業・団体の紹介資料やWebページのURL

仮に最終版でなくても問題ありません。ドラフト段階の資料でも、あるのとないのとでは大きな違いがあります。


◆ ご提供いただく際のお願い

  • 通訳者は守秘義務を遵守しますので、安心してお渡しください。

  • 可能であれば開催の数日前までにご提供いただけると助かります。

  • 内容に変更があった場合も、直前まで柔軟に対応可能ですのでご相談ください。


◆ 高品質な通訳は“準備”で決まる

同時通訳は「その場で話を訳す」サービスですが、実際は事前準備が成果を左右するプロセス型の仕事です。クライアント様からの情報提供は、まさに通訳の質を左右する「鍵」だと言えます。


「せっかく同時通訳を導入するのだから、内容をきちんと伝えたい」そうお考えの際は、ぜひ資料提供という形で通訳者の仕事を後押ししていただければ幸いです。


ご不明な点や「どの資料を渡せばいいのかわからない」といったご相談もお気軽にどうぞ。通訳サービスは、ご依頼主様との連携があってこそ、最大の効果を発揮します。

 
 
 

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