初めての通訳依頼で押さえておきたい3つのポイント
- dojitsuyakucom
- 6月9日
- 読了時間: 3分
~ビジネス通訳を成功させるために~
「通訳をお願いしたいけど、何から準備すればいいのか分からない」「プロの通訳者を探しているけれど、違いがよく分からない」
そんな声を、多くの法人・自治体のご担当者様からいただきます。初めて通訳を依頼される際には、ちょっとしたポイントを押さえるだけで、スムーズで効果的な通訳サービスをご利用いただけます。
今回は、初めての通訳依頼で特に大切な3つのポイントをご紹介します。
1. 通訳の種類を理解しましょう
ひと口に「通訳」と言っても、そのスタイルは様々です。目的や会議の形式によって、適切な通訳の形は異なります。
同時通訳:スピーカーの話とほぼ同時に通訳する形式。国際会議・シンポジウム・ウェビナーなどで多く利用されます。通訳ブースや機材が必要です。
逐次通訳:発言の区切りごとに訳す形式。商談、記者会見、視察対応などに適しています。
ウィスパリング(ささやき通訳):少人数向けの場で、話者のすぐ横で小声で訳すスタイル。
オンライン通訳:ZoomやTeamsなどのツールを活用した遠隔通訳。近年急速に需要が伸びています。
まずは**「何のために通訳を使うのか」「どんな場で必要なのか」**を明確にし、適した通訳形式をご提案できる会社を選びましょう。
2. 通訳者の専門性に注目しましょう
通訳者にもそれぞれ得意分野があります。たとえば、
医療・製薬分野に強い
法律や知的財産に明るい
ITや金融業界の用語に精通している
といったように、専門用語の知識や業界理解が求められる現場も多くあります。
通訳会社に依頼する際には、事前にテーマや会議の内容を伝えることで、適切な通訳者の手配が可能になります。また、実績や資格(会議通訳経験、国際会議での対応履歴など)も確認すると安心です。
3. 資料提供とスケジュール調整は早めに
通訳のクオリティを高めるためには、事前準備が非常に重要です。通訳者は、提供された資料をもとに用語や背景情報を調べ、当日の通訳に備えます。
以下のような情報を事前にいただけると大変ありがたいです:
スピーチ原稿やプレゼン資料(ドラフトでもOK)
会議のプログラムや登壇者のリスト
過去の開催資料や関連Webサイト
また、通訳者のスケジュール調整にはある程度の余裕が必要です。特に人気のある通訳者は早く埋まってしまうため、できるだけ早めのご相談がおすすめです。
まとめ
通訳サービスは、単に「訳す」だけでなく、会議の目的達成や円滑な国際コミュニケーションを支える重要なパートナーです。初めてのご依頼でも、丁寧に対応する会社を選べば、きっと安心して進められるはずです。
当社では、用途や業界に合わせた最適な通訳プランをご提案しております。「どの通訳形式がいいのか分からない」「資料はどこまで必要?」といったご相談も大歓迎です。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
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