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オンライン通訳を導入するときによくある誤解

近年、ZoomやTeamsなどを活用したオンライン通訳サービスが急速に普及しました。移動の負担がなく、海外とのやり取りをスムーズに行えるのは大きなメリットです。しかし、初めてオンライン通訳を導入する企業・自治体のご担当者からは、よく似た“誤解”が寄せられることがあります。ここでは代表的な例をご紹介します。


誤解 1:「通訳は画面越しに自動で翻訳してくれる」

オンライン通訳とAI翻訳や自動字幕は混同されがちですが、まったく別物です。オンライン通訳は、プロの通訳者がZoom通訳機能や専用チャンネルを使ってリアルタイムに正確な言葉を届けるサービスです。AI字幕のように逐語訳ではなく、文脈やニュアンスを理解した上で伝えます。


誤解 2:「ネット環境さえあれば十分」

安定した通信はもちろん重要ですが、それだけでは不十分です。通訳者の音声をきちんと聞き取っていただくには、参加者側もマイクやスピーカーの設定を整える必要があります。また、会議の規模によっては、運営側にサポートスタッフを配置することも推奨されます。


誤解 3:「オンラインなら準備はいらない」

「機材がいらないから気楽にできる」と思われがちですが、オンライン通訳でも事前資料や専門用語の共有は欠かせません。むしろスライドや議題をデータで共有しやすい分、事前準備がスムーズになるのがオンラインの強みです。


誤解 4:「通訳者は1人で十分」

同時通訳の場合、オンラインでも原則として2名以上で交代制です。集中力の持続時間には限界があるため、チームで対応することで、通訳の質を安定して保つことができます。


まとめ

オンライン通訳は便利で柔軟なサービスですが、導入時の誤解があると本来の力を発揮できません。

  • AI字幕とは異なり、文脈を理解して伝えるのはプロの通訳サービス

  • ネット環境+機材設定+運営体制が成功のカギ

  • 資料共有や複数通訳者の配置が品質を左右

これらを理解していただければ、オンラインでも安心して国際会議やイベントを進めることができます。

 
 
 

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