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プロの通訳者はどうやって勉強しているのか?

通訳者って、どんな勉強をしているんですか?実はこの質問、よくいただきます。答えは一言では語れませんが、通訳者の勉強法にはいくつかの「習慣」があります。


1. ニュースを“両言語”で追いかける

時事ニュースは、通訳現場でも頻出テーマ。多くの通訳者は、日本語と外国語の両方でニュースをチェックし、語彙力と表現力を磨いています。


2. シャドーイングやリプロダクション

音声を聞きながらすぐに繰り返すシャドーイング、要点をまとめて言い直すリプロダクション。これらは通訳訓練の基本。耳と口、そして脳を鍛えるトレーニングです。


3. 専門分野を深掘り

医療、法律、経済など、分野ごとに必要な知識は異なります。通訳者はそれぞれの現場に備えて、日々「専門家目線」で知識を仕入れています。


4. 実践に近い練習

録音された講演や会議音声を使い、通訳の模擬練習を行うことも。時間を計りながらの練習は、集中力と対応力を養います。

通訳者は、語学ができれば務まる仕事ではありません。言葉の背景や文脈、相手の立場までをくみ取り、「その瞬間にふさわしい表現」を選ぶ力が求められます。

だからこそ、日々の学びが大切。通訳者たちは、現場に立つたびに、また一歩成長しています。

 
 
 

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