Zoom通訳でありがちなトラブルとその対策
- dojitsuyakucom
- 6月28日
- 読了時間: 3分
〜オンライン通訳を成功させるためのチェックポイント〜
Zoomを使ったオンライン会議に通訳を入れたい――。ここ数年で、企業や自治体からのZoom通訳のご依頼が急増しています。
しかし、オンライン通訳にはオンライン特有のトラブルがつきもの。「せっかく通訳を手配したのに、音声が届いていなかった…」「通訳チャンネルの使い方が分からず参加者が混乱」といった声も、実際によく耳にします。
今回は、Zoom通訳でよく起こるトラブルとその具体的な対策を、現場経験に基づいてご紹介します。
通訳者の声が聞こえない/聞こえにくい
原因例:
通訳チャンネルが正しく設定されていない
通訳者のマイクにノイズが入っている
通訳者側のネット接続が不安定
対策:
Zoomの「言語通訳」機能を有効にし、参加者へ通訳チャンネルの切り替え方法を事前に案内
通訳者とテスト接続を事前に実施(当社では全案件で実施しています)
有線LAN接続・プロ仕様のマイクを使用する通訳者を選定
参加者が通訳音声を聞けない
原因例:
参加者が通訳チャンネルに切り替えていない
Zoomのバージョンが古く通訳機能が使えない
通訳チャンネルの案内が不十分
対策:
招待メールに**「通訳の聞き方」マニュアル**を添付
会議開始前に「音声チェックの時間」を設ける
主催者による「案内スライド」や画面共有で誘導
通訳チャンネルが突然オフになる
原因例:
主催者が間違って通訳機能を停止してしまう
ホストが通訳者の割り当てを変更・削除した
対策:
Zoomホスト権限は経験者または当社スタッフが担当
通訳者の割り当て確認をリハーサル時に二重チェック
セッションごとに「通訳再割り当て」が必要な場合、事前に計画を立てておく
音質や遅延による聞き取りづらさ
原因例:
スピーカーのマイク環境が悪い
背景ノイズが多い
話者が早口で原稿なしに話す
対策:
登壇者にマイクの使い方や話し方のアドバイスを事前に共有
スクリプトや話の流れを通訳者に事前共有
雑音対策にノイズキャンセリング設定を活用
まとめ|Zoom通訳は「準備」がすべてを左右する
Zoomによるオンライン通訳は、移動の手間がなく、多言語対応を効率よく行える優れた方法です。ですが、トラブルが発生すると、参加者全体の満足度に大きく影響します。
当社では、Zoom通訳を成功させるために:
通訳者との事前リハーサル
通訳機能の設定支援
操作マニュアルの提供
必要に応じた当日運営サポート
まで、ワンストップで対応しております。
オンライン通訳をお考えの皆様へ
「初めてなので不安」
「Zoomの設定に自信がない」
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そんな方こそ、ぜひお気軽にご相談ください。Zoom通訳の実績多数・多言語対応可能な当社が、スムーズな導入をサポートいたします。
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