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通訳者はどうやって鍛えているの? ― プロの裏側、少しだけお見せします


「同時通訳って、どうしてあんなにスラスラ話せるんですか?」


初めて通訳をご依頼いただく方から、こんなご質問をいただくことがあります。確かに、会話とほぼ同時に訳が返ってくる様子は、ちょっと“魔法”のように見えるかもしれません。

でも実は、そこにはかなり“地味な努力”と“職人的な鍛錬”が詰まっています。


■ 「言葉を訳す」だけじゃない、通訳者の思考法

プロ通訳者が日々鍛えているのは、語学力だけではありません。実は、

  • 一瞬で文の構造を見抜く力

  • あいまいな言い回しを明確な意味に変える判断力

  • 相手の意図を、空気ごとつかみ取る感覚

こういった**“頭の瞬発力”**がとても重要なのです。

ですから通訳者は、ただの語学オタクではなく、**「考えるプロ」**でもあります。


■ 日常のすべてがトレーニングになる

例えば通訳者がやっている「地味だけど効く練習」の一つに、テレビを見ながら「今のセリフ、英語でどう言おう?」と即座に訳す癖をつける、というものがあります。

天気予報、経済ニュース、ドラマ、スポーツ中継――何でも素材になります。

これにより、語彙だけでなく、状況判断やニュアンスの切り替えも養われていくのです。


■ 翻訳との違いからわかる「通訳者らしさ」

よく「翻訳と通訳はどう違うんですか?」と聞かれます。翻訳は、文章を時間をかけて訳しますが、通訳は一発勝負。迷っている暇はありません。

だからこそ、通訳者は“話しながら考える”訓練を徹底的に積みます。そのための練習法には、たとえば:

  • シャドーイング(音声を真似て話す)

  • リプロダクション(聞いた内容を自分の言葉で再構成)

  • 逐次通訳メモ法(記号や構造を用いた独自のメモ技術)

など、独特の技法がたくさんあります。


■ 私たちの通訳サービスが大切にしていること

通訳者が普段からこれだけの準備とトレーニングを重ねているのは、お客様の言葉を、責任を持って届けるためです。

当社では、そんなプロ意識を持った通訳者がチームで対応しています。ご依頼内容に応じて最適な人材・通訳方式をご提案し、スムーズな国際コミュニケーションをお手伝いします。


■ 通訳サービスのご相談はお気軽に!

「何から相談していいかわからない…」という方も、まずはお気軽にご相談ください。法人・自治体向けのオンライン同時通訳対応専門分野通訳者の手配など、目的やご予算に応じたご提案をいたします。

 
 
 

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