top of page

通訳は“言葉の変換”だけじゃない

〜プロ通訳者が果たす3つの役割〜


多くの方が通訳サービスと聞くと、「日本語と英語を瞬時に切り替える仕事」というイメージを持たれるでしょう。もちろんそれは通訳者の核となるスキルですが、プロの同時通訳者・逐次通訳者はそれ以上の役割を担っています。

1. 会話の“温度”まで伝える

言葉には、声のトーンや表情といった非言語的な要素が含まれます。例えば国際会議での同時通訳では、発言者の熱意や慎重さ、時にはユーモアまで反映させることで、聞き手の理解度と共感が大きく変わります。

2. コミュニケーションの流れを守る

逐次通訳の場合も同時通訳の場合も、会話が途切れたり流れが崩れたりしないよう、発言の切れ目や話題の転換を察知します。これは単なる「翻訳」ではなく、場の進行管理の一部とも言えます。


3. 異文化間の橋渡し役

企業イベントや行政の視察対応では、文化的背景や慣習の違いが誤解を生むことがあります。プロの通訳者は、必要に応じて背景情報を補足し、スムーズな意思疎通を支えます。オンライン通訳やZoom通訳でも、この“橋渡し”の役割は変わりません。


まとめ

通訳サービスは、ただ言葉を置き換える作業ではありません。相手の意図を正確に伝え、会話の温度を保ち、文化の壁を越える――これこそが、国際会議や企業・自治体イベントを成功に導くプロの仕事です。

 
 
 

最新記事

すべて表示
通訳現場あるある:プロが思わず共感する“あの瞬間”

同時通訳や逐次通訳の現場には、外からは見えない小さな「あるある」がたくさんあります。企業や自治体の担当者にとっても、「こんなことが起きているのか」と知っておくと、通訳サービスをより効果的に活用するヒントになります。 1. 「数字が突然連発されると会場の空気が少し張りつめる」 国際会議や技術系のプレゼンでよくあるのが、「2019年は428件、翌年は567件で…」と、 数字を連打される瞬間 です。 会

 
 
 
同時通訳はどう準備されているのか?

〜プロの通訳サービスが生まれるまでの舞台裏〜 企業や自治体の担当者の方からよくいただく質問に、 「同時通訳って、具体的にどんな準備をしているのですか?」 というものがあります。 同時通訳は、当日の“瞬間的な技術”に見られがちですが、実は 本番までの丁寧な準備プロセスこそが品質を左右する最大の要因 です。 ここでは、同時通訳会社がどのようにサービスを組み立てているのか、その舞台裏を少しだけご紹介しま

 
 
 
同時通訳を導入する企業・自治体が増えている理由

〜プロの通訳サービスが選ばれる“本当の価値”とは〜 近年、企業や自治体の国際業務において 同時通訳サービス のニーズが急速に高まっています。国際会議、海外企業との打ち合わせ、オンラインイベントなど、場面は多様化し、「英語が話せる人が社内にいるから大丈夫」とは言い切れないケースが増えています。 では、なぜ今「プロの同時通訳」が求められているのでしょうか? 1. 重要な場面で“誤解のないコミュニケーシ

 
 
 

コメント